注目される動画広告とは?基本からメリット・デメリットまで

マーケティング

マーケティング界では、動画広告がとても注目されています。デジタル化やスマートフォンの普及により、FacebookやTwitter等のSNS上でも動画が利用されており、YoutubeやTikTokといった動画コンテンツも当たり前のように視聴されています。人々が数多くの動画を日常的に視聴している今、その動画のなかに広告を入れることは、もはや企業にとって必要不可欠といえるのです。

動画広告の目的とは?

動画広告は、ほかの広告と同様、商品やサービスのプロモーションを目的として制作されています。伝統的なテレビコマーシャルと違うところは、スマートフォン上で見る人に飽きられないように短く簡潔につくられているという点です。動画広告では、データを用いてどの動画広告を誰に届けるかという点を細かくセグメント化することが可能です。また、リアルタイムで予算調整や戦略変更を行うこともできるため、投資対効果を企業自身で高めることが可能という特徴もあります。

動画広告の主な種類は?

動画広告は、主に以下の5種類に分けることができます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

インストリーム

顧客がほかの動画を閲覧中に動画広告を流し込む方式を指します。つまり、動画が流れている(ストリーム)ところに広告を入れ込む(イン)種類の広告です。

例えば、YouTubeで動画の視聴を始める前、視聴中、視聴後に他社の広告が流れることがありますが、それがインストリームの動画広告です。

アウトストリーム

インストリームのように動画のなかで広告を流すのではなく、動画の外(アウト)に設置する種類の広告です。ウェブサイト上で、サイドバーや記事の途中でウェブサイトの内容と関係性のない動画が流れているのを見たことがある人も多いでしょう。それがアウトストリームの動画広告です。

インタラクティブ

インタラクティブとは、日本語で「対話式、双方向」と訳されますが、もう少し簡単に説明すると「互いにやりとりができる」という意味になります。つまり、インタラクティブな動画では、視聴者が「見る」だけでなく、動画のなかの仕掛け(ボタンやテキストなど)に対するアクションを行うことができるのです。
代表的な例が、Facebookのインタラクティブ動画広告です。視聴者がFacebookフィード中の動画広告をクリックすると、動画が全画面に表示され、広告のキャンペーンページに飛び、動画広告と互いにやりとり(インタラクト)することができます。

ウェブページ

アウトストリームの動画広告と似た方式ですが、ウェブページ動画広告は、そのページに紹介されている商品やサービスのさらなる説明がまとまった動画広告のことを指します。

インゲーム

スマートフォンでゲームやアプリを使っている際に、ゲームの途中(イン)で流れる動画広告のことを指します。主に、ほかのアプリやゲームを宣伝する動画広告が一般的ですが、商品、サービスの広告も存在します。

動画広告のメリット・デメリットとは?

ここでは、動画広告のメリット・デメリットを考えていきましょう。

メリット 

動画広告の最大のメリットは、従来のテレビ、新聞、雑誌を介した広告よりもかなり安価な費用で広告を流せるところです。コスト面だけを考えても、半分以上の節約が可能でしょう。また、広告のパフォーマンスをリアルタイムで分析することもできます。広告費はもちろん、ターゲティングやクリエイティブなど、リアルタイムで顧客のフィードバックをもとに最適化することが可能です。データを効率的に戦略へとつなげることがビジネス成功へ直結する今、リアルタイム分析ほど大切なメリットはありません。
また、先述したように動画広告にはさまざまな種類があり、仕掛けを加えることで可能性は無限大に広がります。これらは、従来の広告では成し遂げることができないメリットといえるでしょう。

デメリット

動画広告の最大のデメリットは、顧客に必ずしも視聴されるとは限らないということです。多くの動画プラットフォームに「5秒後に広告をスキップする」というオプションが与えられるため、最初の5秒で視聴者の心をつかまない限り視聴を強要することはできません。
また、動画広告を掲載する時間帯を設定することができても、どこに表示されるか制限をかけにくいという点も大きなデメリットです。多くの企業が、自社のサービスと相反する動画や、社会的に適切でない動画の最中に自社の広告を流したくないと考えるでしょう。しかし、そのようなことを必ずしも防ぐことはできないというデメリットが存在します。

モバイルファーストの動画広告を

ターゲット顧客が莫(ばく)大な量の動画を視聴する現代、B2C(消費者向け商取引)の企業にとって、動画プラットフォームで自社をプロモーションすることのできる動画広告は必要不可欠です。しかし、ますますテクノロジー化が進む今、B2B(法人向け商取引)の企業も動画広告に踏み出さなければ、競合に潜在顧客を奪われてしまうかもしれません。多くの人がスマートフォンを持つ今、モバイルファースト(スマートフォンユーザが利用しやすいデザイン構成にすること)で動画広告をつくっていくことはどのような業界においても重要となるはずです。

 

参考: