注目のパーソナライズド動画とは?導入のメリット・デメリット

コンテンツマーケティング

人々の趣向や生き方の多様性が重視される近年では、よりターゲットを絞った「One to Oneマーケティング」が良いといわれています。そのため、顧客の趣向や属性に合わせて動画を生成するパーソナライズド動画市場が注目されています。パーソナライズド動画導入のメリット・デメリットを紹介します。

パーソナライズド動画とは?

消費者の価値観が多様化するなかで、マーケティングもすべての人を対象とした手法では届きにくくなってきました。よりターゲットを絞ったマーケティングをしていく時代に変化しているのです。そこで注目されているのが、パーソナライズド動画です。
パーソナライズド動画とは、ユーザの属性に配慮してカスタマイズされた動画のことです。Web閲覧履歴、顧客属性、契約履歴、購買履歴、利用履歴などの個人データにもとづき、動画や画像、文字、音声などを駆使してユーザの興味をひく動画を生成します。
個人でパーソナライズド動画を制作することも可能ですが、ユーザが多い場合、それぞれの趣向に合わせた動画をつくることは困難です。そのためツールを活用するか専門の業者に依頼するのが一般的です。

パーソナライズド動画導入のメリット・デメリット

パーソナライズド動画を導入するメリットは、ユーザが「自分ごと」としてとらえやすい動画を作成できる点にあります。また、自分の趣向に合った情報が得られ、動画内で自分の名前が表示されたり呼ばれたりするため、目にとめてもらいやすくなります。そのため、メールマーケティングやショートメッセージの強化、対面営業支援、さらにメディアのマイページや見積もりページの強化などにも活用可能です。
デメリットとしては、個人情報を利用するためユーザが不快感をおぼえる可能性があるという点でしょう。

パーソナライズド動画導入の活用法

パーソナライズド動画は、実際にどのようなシーンで採用され、どのような効果をあげているのでしょうか。導入事例からその活用法を探ります。

明治安田アセットマネジメント株式会社

同社が提供する資産形成支援サイト「ロボアド&シミュレーション」に、パーソナライズド動画を導入しています。「ロボアド」とは「ロボットアドバイザー」の略で、インターネット上でユーザがいくつかの質問に答えると、最適な投資プランなどを教えてくれるサービスです。この機能のほか、「ロボアド&シミュレーション」には、将来の見通しを計算シミュレーションする機能も備わっています。パーソナライズド動画は、ロボアド機能の最適な資産配分をユーザに説明する箇所に使われています。ユーザの趣向を判断したうえで情報が提供できるパーソナライズド動画を、3,600パターン作成しオウンドメディアに組み込んだのです。 資産形成シミュレーションをより自分ごとに感じ、納得が得られる内容とすることに成功しました。

 

Sass Global Travel

スポーツに特化した旅行会社SGT(Sass Global Travel )のパーソナライズド動画マーケティングのケースです。同社はこれまで、通常の動画入りニュースレターを配信していましたが、動画のクリック率が思わしくないという課題を抱えていました。そこで動画の合い間に顧客名が挿入されるという、顧客情報を利用したシンプルな動画を作成。最後に「さあ、(顧客の居住地)を脱出しよう!」という旅行会社ならではのメッセージを添えた動画に仕上げたのです。ニュースレターで配信したところ、動画クリック率はこれまでの10倍を上回る数値となりました。

このように、パーソナライズド動画は、顧客へ直接届くニュースレターでも効果が得られることがわかります。そのためニュースレターやDM配信をしている企業との親和性が高いといえます。

良いパーソナライズド動画をつくるには、どうすればいい?
パーソナライズド動画の導入を成功させるためには、顧客の正しい情報を知ることが必要です。また、自社でコツコツと作成することも可能ですが、パーソナライズド動画を自動生成するサービスを提供する企業を利用すると時間の節約ができます。ぜひ、パーソナライズド動画の導入を検討してみてはいかがでしょうか。国内ではあまり目にしない今だからこそ、より高い効果を得られる可能性があります。