スマートフォンやタブレットで動画撮影スキルを高める便利な機材
動画制作
スマホだけでも高品質な動画を撮影できますが、もっときれいに撮りたい、失敗を少なくしたい、そんな時に周辺機材の購入を検討されると思います。そこで、今回は弊社厳選のオススメ機材をご紹介します。プロ用のガチ機材はちょっと、、という声にお応えし手軽でちょうどよい価格帯のものを選びました。※すべて動画制作サービス1ROLLでの動作確認済み。
手ブレを防ぐ
スマホの動画撮影において、最大の敵は手ブレです。そもそも動画撮影に適した形ではないので、両手で脇をしめてしっかりホールドしないとブルブルと震えたり揺れたりしてしまいます。そこで活躍するのがスタビライザー、三脚です。
ジンバルとも呼ばれる、撮影者が動いてもカメラを一定の向きに保ちスムーズな映像が撮影できる機材です。特に難しい操作をしなくても、手ブレを気にならない程度に十分軽減できます。三脚と比べると、カットごとのセッティングが圧倒的に楽で、小さく軽いので持ち運びがしやすいのが魅力です。また、一定速度のパン(カメラを横または縦に振って動きのあるカットを撮ること)や、歩きながらの撮影も安定しますので活躍の場が幅広く、オススメする機会が非常に多くなっています。
三脚 Velbon EX-447 ミニ三脚 Velbon EX-Macro
手ブレ防止の基本、三脚です。安定した地面に設置すれば手ブレをゼロにすることができます。三脚には写真用とビデオ用があり、形状は似ていますがビデオ用はパンをするためのハンドルがあります。写真で上部から飛び出ているの棒状のものがハンドルです。卓上の小さな商品を撮影する小型三脚もあり、この商品は小さいながらも細かい高さ調整が可能です。
スマホには三脚をつけるマウントがないので、三脚を使用する場合は必須です。
リグとは、カメラにマイクなどの周辺機器を装着するための機具ですが、こちらは両手でもてる大きなハンドルがついていますので手ブレを防ぐことにも役立ちます。後述するマイク、照明をしっかり装着することももちろん可能です。
音声をキレイに収録する
セリフを収録するときは声だけを際立たせて収録したいですが、スマホに内蔵されているマイクは周りのすべての音声を収録してしまいます。ピンマイクや指向性の高いマイクを使用することでよりクリアにセリフを収録することができます。
ピンマイク SHURE MOTIV MVL無指向性コンデンサー・ラベリア・マイクロホン
口元に固定するので、セリフの収録に最も適しています。ケーブルは衣装の内側からはわせるようにして目立たなくなるようにしてください。
ピンマイクほどではありませんが、高い指向性でマイクを向けた方向の音声を収録できます。ケーブルの煩わしさがないので取り回しがよく、風の音を防ぐウィンドシールドがついているので屋外の撮影に適しています。スマホにそのまま装着することはできませんので、iOgrapherのようなリグケースや、OSMO Mobileで使用するときは専用のシューマウントを使うとよいでしょう。
Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
iPhone 7以降イヤホンジャックがなくなってしまったので、上記のマイクはそのまま接続できません。Lightningコネクタをイヤホンジャックに変換するアダプタをご用意ください。
明るく撮る
スマホでも新しいものはとても明るく撮れますのでマストではありませんが、逆光の場合や、商品を撮影するときに活躍します。
LED照明はたくさんの種類がありますが、人物の顔を明るく照らすのであればある程度のサイズの「面」で照らすのが簡単です。小さすぎず、安価で乾電池が使用できるこの商品がオススメです。また、調光機能があるので明る過ぎて白飛びすることを防げます。iOgrapherのようなリグケースや、シューマウントに装着して使用します。
商品を撮影するのであれば、思い切って撮影ブースを用意するのもよいでしょう。この中に商品を置くと、反射板のおかげで影ができにくく、商品の形状をキレイに撮影することができます。
広く撮る、アップで撮る
建物の外観やインテリア、風景などを撮るときに、スマホのカメラでは収まりきらない場合があります。逆に小さい商品だと、近づきすぎてピントが合わないということがあります。これはどちらもレンズで解決することができます。
iPhoneに装着できるレンズです。iPhoneの機種ごとに商品が違いますのでご注意ください。どの商品も広角、魚眼、望遠、マクロなどいくつかのレンズがセットになっていますので目的に合せてお選びください。
マーケティング目的の動画の内製化をされる方は、1ROLLのテンプレートとの組み合わせをおすすめします。詳しくはこちら